終活開始のタイミング

終活というと、縁起が悪いというイメージが強いのではないでしょうか?

私もステージⅣと宣告されて終活を始めましたが、妻や周りの方々からは

「そんなことをしたら死を招くのではないか?」

「縁起でもない。やめておきなよ」

と言われました。


そういうイメージを持つ方が多いのが現実だと思います。

しかし、実際に死後に遺族が悲しみの中、慣れない手続に疲労している姿を多く目にしてきました。

また、後継者や業務整理をせずに代表が逝ってしまった会社の混乱ぶりも目の当たりにしてきました。

そうだとすると、早めに準備するに越したことはないと考えます。


実際に、自身が契約しているもの(携帯電話、住居等々)を整理するだけでも、クレジットカードの履歴を遡って整理すると時間がかかります。

遺産相続や死に方の選択(延命処置の希望の有無)、葬儀や墓の問題などを考えると、整理には相当の時間がかかります。体力・気力が必要です。


なので、可能な限り早い段階で、終活に取り組まれることをお勧めしています。

終活も「保険」と考えれば、少しは負のイメージも軽くなるのではないでしょうか?

人間は必ず死を迎えます。避けることは残念ながらできません。


私のように、大腸がんステージⅣと宣告され、再発の場合の余命を伝えられている場合には準備する時間もあります。しかし、突然死のケースも十分あり得ます。

誰しも、いつどのように死ぬかは分かりません。その分からないことへの「保険」として、元気なうちから終活に取り組むことで、「万一の時も安心だ」という気持ちにもなれます。


ふと「終活」というものがご自身に関係あると感じた時、それが終活を始めるタイミングであると考えます。

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